韓国の青瓦台(チョンワデ、大統領府)は22日、安倍晋三首相が参議院選挙直後、韓国政府に対して「ちゃんと答えを持ってきていただきたい」と脅したことに関連して「韓日関係を過去-未来のツートラックで分けていこうという我々の立場を繰り返し述べてきた」と強調した。
高ミン廷(コ・ミンジョン)青瓦台報道官はこの日午前、春秋館で記者団と会い、「これに対する立場には変わりはない」と明らかにした。
安倍首相は21日、第25回参議院選挙開票の放送に出演して「(韓国が)戦後体制を作っていく中で国と国との関係を構築していこうという、その基礎となったこの(65年韓日請求権)協定に反する対応をしているのは本当に残念」としながら「韓国側にちゃんと答えを持ってきていただかなければ建設的な議論にはならない」と主張した。
あわせて安倍首相は「徴用工の問題は請求権協定に反する」という言葉も付け加えた。
これについて高報道官は「(安倍首相の言葉通りならば)これまで韓国政府がちゃんと答えを持ってきていなかったということなのかと問いたい」とし「いつも答えてきたし、戦略物資密搬出に関連しても、国連制裁委の検討を受けようと言ったり、強制徴用関連大法院判決などを根拠に明確に説明したりした」と話した。
続いて「(韓国政府は)外交的努力をいつもしてきたし、今でもしていて、今後もしていく」としながら「ところで輸出規制に関連し、安保問題と言ったと思ったら歴史問題と言い、そして再び安保問題だ言って、今日また歴史イシューだと言及している」と厳しく指摘した。
あわせて「結局は韓日両国間の未来協力のためにも最小限のラインを守って最善の努力をすることが両国国民のためにしなければならないことではないのかという気がする」と説明した。
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2019-07-22 06:06:00Z
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