【ロンドン=緒方賢一】ロイター通信は11日、英当局がイラン沖のホルムズ海峡を航行する自国の船舶向けに示す危険度を最も高い3に引き上げたと報じた。イランは英領ジブラルタル自治政府にイラン産原油を積んだ大型タンカーが
危険度の引き上げは9日に行われた。英BBCによると、英運輸省は自国の船舶にイランが管轄する水域に入らないよう呼びかけている。ペルシャ湾では1日に15~30隻の英国の大型船舶が航行しているという。
ペルシャ湾では10日、イランの精鋭部隊「革命防衛隊」のボートが英国のタンカーの進路を妨害し、英海軍のフリゲート艦に追い払われた。
一方、ジブラルタルの警察は11日、イラン産の原油を積み自治政府に拿捕されたタンカーの船長と1等航海士を欧州連合(EU)の規則に違反した容疑で逮捕した。
タンカーはEUが原油輸出を禁じるシリアに向けてジブラルタル沖を航行中だったとされるが、イランは原油についてシリア向けではなかったと主張している。
拿捕に続いてタンカーの船長らが逮捕され、イランは英国への反発をさらに強める見通しだ。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190712-OYT1T50191/
2019-07-12 02:12:00Z
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