【ソウル=桜井紀雄】韓国政府は30日、ソウルのオリンピック公園で、今月26日に88歳で死去した盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の告別式を、国葬に当たる「国家葬」として執り行った。
金富謙(キム・ブギョム)首相は弔辞で、1988年のソウル五輪の成功や91年の北朝鮮との国連同時加盟といった外交的功績をたたえた。
金氏は一方で、民主化デモを弾圧し多数の死傷者を出した80年の光州事件への関与を念頭に、「現代史に消せない大きな過ちを犯したことは動かせない事実だ」と言及。「国家葬に反対する国民の気持ちも十分に理解する」と述べた。
文在寅(ムン・ジェイン)政権は27日、盧氏が南北関係改善に寄与したなどとして国家葬での葬儀を決定したが、光州事件を理由に国家葬に反発する政権支持者は少なくない。
盧氏が生前、簡素な葬儀を希望していたことや、新型コロナウイルスの状況を踏まえ、告別式には約50人だけが出席した。
遺族の要望により、国立墓地でなく、南北軍事境界線に近い坡州(パジュ)市の一角への埋葬が予定されている。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LnNhbmtlaS5jb20vYXJ0aWNsZS8yMDIxMTAzMC1GSllTQjNSUFVSSUdaUDVTVzdUUkJNNTNQTS_SAQA?oc=5
2021-10-30 04:56:53Z
CAIiEN47S_7oPQeGGM14URGP5IwqGQgEKhAIACoHCAowoczwCjDHkbsCMOv0kwM
Tidak ada komentar:
Posting Komentar