【ワシントン=鳳山太成】米疾病対策センター(CDC)は2日、新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた人は国内外に旅行できると定めた新たな指針を発表した。感染や重症化を防止する効果を得られるとの研究結果が出ており、「低リスク」で旅行できると判断した。
改定後の指針は所定の回数のワクチン接種を受けて2週間を経過した人が対象になる。ワクチンは種類によって1回もしくは2回の接種が要る。
CDCのワレンスキー所長は「日常生活に安全に戻れるよう、順番が回ってきたら早く接種を受けるよう促す」と呼びかけた。
接種完了者は国内旅行前後の検査や自己隔離は要らないとした。旅行中のマスク着用は促す。ワクチンの接種を受けていない人は旅行を控えるよう勧告し、旅行する場合は出発前や帰宅後の検査、自己隔離を求めている。
外国は変異ウイルスの拡大やワクチンの接種状況が米国と異なる。接種完了者も国外に旅行する場合は帰国前と帰国後に検査を受けるべきだとした。外国に出発する前の検査や帰国後の自己隔離は要らないが、行き先の国が検査を義務付けている場合は除く。
CDCによると、ワクチンの接種を終えた人は5600万人と全人口の17%に上る。バイデン政権は5月1日までに成人全員を接種対象にする方針だ。ワクチン接種が進めば、人出が増えて旅行需要が回復する見通しだ。
CDCはワクチン接種完了者向けの指針をつくっている。マスクを着けずに他人の家に集まってもよいとしている。
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2021-04-02 16:48:48Z
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