2021年04月17日11時46分
【サンパウロ時事】キューバ共産党トップのラウル・カストロ第1書記(89)は16日に開幕した第8回共産党大会で「私の第1書記としての仕事は、成し遂げたことへの満足感と国の将来についての確信と共に終わった」と演説し、62年にわたって活躍したキューバ政治の第一線から引退することを表明した。冷戦をくぐり抜け世界に一時代を築いた「カストロ時代」に幕が下りた。
演説でラウル氏は、目と鼻の先にありながらも60年にわたり激しく対立してきた米国との「(互いへの)敬意を持った対話の促進と、新たなタイプの関係構築」推進を提唱。後を継ぐ指導部に、キューバ型社会主義の原則を踏まえた上での関係改善を促した。
ラウル氏は兄の故フィデル氏やアルゼンチン出身の故チェ・ゲバラ氏らと共に1959年に成立したキューバ革命を指揮。以後一貫してフィデル氏をナンバー2として補佐し、2008年の同氏引退後は国家評議会議長や共産党第1書記を務めてきた。後任には忠実な後継者とされるディアスカネル大統領が就任すると見込まれている。
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