2021年04月13日07時29分
【モスクワ、ロンドン時事】AFP通信によると、ウクライナ大統領報道官は12日、ロシアがウクライナとの国境地帯に4万1000人、ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島に4万2000人の兵力を集結させていると明らかにした。ロシア軍の部隊増強の動きにより、ウクライナ情勢は緊迫した状況が続いている。
緊張の高まりを受け、ウクライナ東部では政府軍と親ロシア派武装勢力の戦闘が激化。12日もウクライナ軍兵士の死亡が発表された。ロシアはウクライナ支援の方針を明確にしているバイデン米政権をけん制するため、部隊増強の動きを続けているとみられる。米国の後ろ盾を得て強気の姿勢を示すウクライナのゼレンスキー政権を抑え込む狙いもありそうだ。
ウクライナ大統領報道官は、ゼレンスキー大統領が緊張緩和のため、3月下旬にロシアのプーチン大統領との首脳会談をロシア側に提案したが、回答を得られていないと説明した。これに対しロシアのペスコフ大統領報道官は12日、「最近、そのような要請は受けていない」と反論した。
一方、先進7カ国(G7)の外相は12日、ロシアの軍増強をめぐり、「深く懸念する」と批判する共同声明を発表した。共同声明はウクライナ支持を表明した上で、ロシアの最近の動きが「脅威を与え、不安定化させるものだ」と強調。「挑発をやめ、国際的な義務に従って緊張を直ちに緩和するよう求める」と呼び掛けた。
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2021-04-12 22:29:00Z
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