Senin, 19 Oktober 2020

英、「ロシアが東京五輪へサイバー攻撃計画」 - 日本経済新聞

ロシアの情報機関によるサイバー攻撃は大会延期の決定前に計画されたとみられる=ロイター

ロシアの情報機関によるサイバー攻撃は大会延期の決定前に計画されたとみられる=ロイター

【ロンドン=中島裕介、ワシントン=中村亮】英政府は19日、ロシアの情報機関が今夏の開催が延期された東京五輪・パラリンピックへのサイバー攻撃を計画していたと発表した。標的には大会の主催者や運営事業者、スポンサーが含まれており、新型コロナウイルスの影響で延期が決まる前に計画が進んでいたとしている。

英政府によると、計画はロシア軍参謀本部情報総局(GRU)によるもので、大会の混乱を誘う狙いがあったとみられている。ドーピング検査に関わる不正でロシア選手団は東京五輪・パラリンピックの出場停止が決まっていた。英紙ガーディアンは、ロシアのサイバー攻撃が政治目的だけでなく「ドーピングの調査に関する機関にも向けられている」と報じた。

米司法省は19日、2017年のフランス大統領選や18年の韓国・平昌冬季五輪などを標的にサイバー攻撃を仕掛けたとして、GRU所属の6人を起訴したと発表した。平昌五輪をめぐっては英政府も同日、ロシアがサイバー攻撃を試みていたと発表した。英政府は北朝鮮や中国のハッカーになりすまして放送局やスキー場、スポンサーなどを標的にしていたとしている。

米英両政府は同時にGRUを非難し、ロシアへの対抗で結束する姿勢を示した。米情報機関は16年の米大統領選にGRUが介入したと断定している。今回の起訴は2週間後に迫った米大統領選に再び介入しないようけん制する意味合いもありそうだ。ラーブ英外相は「五輪・パラリンピックへのGRUの行動はすねた態度であり無謀だ。できる限りの強い言葉で非難する」との声明を発表した。

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2020-10-19 20:28:41Z
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