11月3日の米大統領選投票日を控え、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)による最後の直接対決となった22日の討論会は、怒鳴り合いとなった前回から一変、発言順を守る「討論」が成立した。両者の意見が一致する点は乏しく、国家像や理念の違いが改めて鮮明になった。【ナッシュビル(米南部テネシー州)高本耕太】
9月29日に開催された前回討論会ではトランプ氏が司会者の制止を無視して話し続け、バイデン氏の発言を繰り返し遮った。業を煮やしたバイデン氏も声を荒らげて論戦は深まらず「史上最悪の討論会」と酷評された。各テーマの冒頭発言時に相手のマイク音声を切る措置が取られた今回、両氏はルールをおおむね守り、双方の発言を尊重。討論の体裁が保たれた。
トランプ氏は陣営の事前予告通り、バイデン氏の次男ハンター氏がウクライナ企業から巨額報酬を受けていた疑惑を持ち出し「身をきれいにすべきだ。国民に説明をしたらどうか」と迫った。これに対しバイデン氏は、トランプ氏が新型コロナウイルス感染拡大や貿易戦争を巡り非難してきた中国の銀行に口座を保有してきたことを指摘し「自分の財務情報を開示できないなら、汚職を語るな」と反論。両者とも決定打には至らなかった。
前回に比べはるかに冷静なやり取りとなった討論会で明らかになったのは、各政策で根本的に異なる両者の立場だ。感染対策と経済の両立を巡っては、トランプ氏が国内感染拡大のピークを越え…
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiOWh0dHBzOi8vbWFpbmljaGkuanAvYXJ0aWNsZXMvMjAyMDEwMjMvazAwLzAwbS8wMzAvMTg0MDAwY9IBPWh0dHBzOi8vbWFpbmljaGkuanAvYXJ0aWNsZXMvMjAyMDEwMjMvazAwLzAwbS8wMzAvMTg0MDAwYy5hbXA?oc=5
2020-10-23 08:58:36Z
52782811346241
Tidak ada komentar:
Posting Komentar