【ワシントン=平田雄介】11月3日実施の米大統領選に向け、民主党のバイデン前副大統領(77)は20日夜(日本時間21日午前)、地元の東部デラウェア州からオンラインで党全国大会に参加し、「大統領候補指名を受諾する」と宣言した。副大統領候補に起用したハリス上院議員(55)とともに、再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)とペンス副大統領(61)のコンビに挑む。
バイデン氏は、新型コロナウイルス流行とそれに伴う不況、人種差別に対処する指導力がトランプ氏には欠けていると批判してきた。受諾演説で「我ら人民が団結し、暗い時代から抜け出すときだ」と述べ、米国の再建を呼びかけた。
バイデン氏は受諾演説に先立ち、同日午後、立候補を昨年4月に表明した際の「米国の魂をかけた戦いの最中にいる」という言葉を改めてツイッターで紹介し、「投票日まで75日。一緒に戦ってほしい」と呼びかけていた。
高齢のバイデン氏が立候補した動機は、2017年8月に南部バージニア州シャーロッツビルで女性が死亡した白人至上主義者と反対派との衝突事件をめぐり、トランプ氏が「いずれの側にも善良な人たちはいる」と発言したことへの怒りだったとされる。
トランプ氏は事件から1年後の18年8月、ツイッターに、衝突は「無意味な死と分断を招いた」「あらゆる人種差別と暴力を非難する」と明記した。
このトランプ氏の投稿をバイデン氏は信じず、立候補表明のときから「大統領が憎悪をまき散らす人々と、それに立ち向かう勇気ある人々を同等に扱った」ことで、「米国の核となる価値や民主主義が危険にさらされている」と訴えてきた。
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2020-08-21 03:13:00Z
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