
ポンペオ米国務長官は南シナ海問題で中国批判を強める(写真は8日、ワシントン)=ロイター
【ワシントン=永沢毅】ポンペオ米国務長官は13日、南シナ海での中国の海洋進出に関して声明を出し「南シナ海の大半の地域にまたがる中国の海洋権益に関する主張は完全に違法だ」と批判した。中国の大半の主権を否定した2016年7月のオランダ・ハーグの仲裁裁判所の判決を支持する考えを示した。
これまでも米国は南シナ海問題で国際法を尊重した平和的な解決を求めてきた。今回の声明ではベトナム、マレーシア、ブルネイなど中国と権益を争っている各国を支持し、中国の主張を否定する立場を明確にした。米中対立が一段と先鋭化するのは確実だ。
16年7月のハーグ仲裁裁判所の判決は南シナ海問題に関する初の国際的な司法判断で、中国独自の「九段線」に国際法上の根拠がないと認定する内容。九段線はベトナム沖からマレーシア沖、フィリピン沖を囲む線で、中国が南シナ海で実効支配を広げる根拠としてきた。
ポンペオ氏は声明で「中国は東南アジアの沿岸国の主権を侵して海洋資源から閉め出し、国際法を『武力の正当性』で置き換えている」と非難。九段線について「中国は筋の通った法的な根拠を示していない」と断じ「略奪的な中国の世界観は21世紀にはあり得ない」との見解を示した。
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2020-07-13 22:29:48Z
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