アフガニスタンから避難し米軍の輸送機に乗った女性が21日、同機がドイツの空軍基地に着陸した直後に機内で女児を出産した。米空軍が明らかにした。 この写真は21日、米軍の輸送機内でアフガニスタン人の女性が出産した直後に撮影された。 米空軍の航空機動軍団のツイートによると、女性は機内で陣痛を訴え、合併症を起こし始めた。機長は機内の気圧を上げるために高度を下げて飛行することを決め、妊婦の状態は安定したという。 米空軍はまた、ドイツのラムシュタイン空軍基地の駐機場で、母子を手当するため医療関係者が駆け付ける様子をとらえた写真も掲載。母子ともに経過は「良好」だと付け加えた。2人は医療施設に搬送された。 女性は、イスラム主義組織タリバンが掌握したアフガンを脱出した市民らの1人で、中東の基地から離陸した避難便の第2段階に搭乗していた。 アフガンの首都カブールの空港では、タリバンの支配から逃れようとする何千人もの人々が毎日集まっている。北大西洋条約機構（NATO）当局者によると、過去7日間で空港周辺で少なくとも20人が死亡した。
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2021-08-23 01:26:10Z
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