【イスタンブール=木寺もも子】トルコ国防省は25日、アフガニスタンに駐留中のトルコ軍が撤収を開始したと発表した。米国をはじめとする北大西洋条約機構(NATO)加盟の各国軍が撤収を進める中、駐留継続を模索していたが、アフガンを掌握したイスラム主義組織タリバンは、トルコを含むすべての外国部隊の撤収を求めていた。
NATOの一員としてアフガンに駐留していたトルコ軍は500人程度とされる。米軍などの撤収後、首都カブールの空港での警備任務を単独で引き継ぐ考えを示し、タリバンとも交渉するとしていた。国防省は声明で「さまざまな折衝や、現状や条件を検討した結果」として、撤収を始めたと説明した。
一方、トルコ大統領府のカルン報道官は同日、地元テレビに対し、「部隊の撤収後も空港の運営支援は継続できる」と述べた。タリバン側からは文民協力の要請があり、交渉が進んでいるという。
トルコには空港警備の任務の継続で米欧に恩を売り、関係改善につなげるなどの思惑があった。
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2021-08-25 19:13:05Z
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