【ワシントン=中村亮】米軍は29日、アフガニスタンの首都カブールの空港周辺でテロを計画していたとみられる車両を無人機で空爆した。声明で過激派組織「イスラム国」(IS)系勢力による「差し迫った脅威を取り除いた」と説明した。
【関連記事】
声明によると、空爆によって車両に積んでいた爆発物も大きな爆発を起こしたが、米軍は現時点で一般市民の被害について報告はないとした。空港周辺では26日、IS系の「ISホラサン州」による自爆テロが発生したばかりだ。
バイデン米大統領は28日の声明で「今後24~36時間でテロ攻撃がある可能性が高い」として警戒を強化。27日に続き、ISホラサン州に対して空爆を行う構えを見せていた。
アフガン情勢をめぐり、米国防総省のカービー報道官は28日の記者会見で、米軍がカブールの空港からの撤収作業に着手したと明らかにした。米国はテロ再発への警戒を強めつつ、31日の撤収期限を変更せずに作業を急ぐ。
米国務省は28日、約350人の米国民が国外退避を望んでいるが、いまだにアフガンに残っていると明らかにした。これとは別に約280人に対して出国の意向を問い合わせているという。
日本政府は自衛隊機や外務省職員を一時パキスタンに移し、アフガンからの退避支援の継続を模索している。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1haUU9DQjI5M08yMFoyMEMyMUE4MDAwMDAwL9IBAA?oc=5
2021-08-29 15:06:02Z
CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1haUU9DQjI5M08yMFoyMEMyMUE4MDAwMDAwL9IBAA
Tidak ada komentar:
Posting Komentar