
イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)との関係正常化を発表するトランプ米大統領(中央)=ロイター
【ワシントン=中村亮】米ホワイトハウスは13日、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が国交正常化に合意したと発表した。アラブ諸国でイスラエルと公式の外交関係を持つのは3カ国目。トランプ政権はアラブ諸国と連携し、イランに対する包囲網を強化する。
ホワイトハウスが発表した3カ国の共同声明によると、トランプ大統領が13日に両国首脳と電話し、国交正常化に合意した。イスラエルとUAEは互いに大使館を設け、大使を任命する。
両国の代表団が数週間以内に会談し、投資や安全保障、通信、エネルギー、直行便などの幅広い分野で関係を深める合意文書に署名する。トランプ氏は13日、国交正常化合意について「歴史的」と自賛するとともに、「より平和で安全、繁栄した中東を建設するための重要な一歩だ」と強調した。

1971年に英保護領から独立したUAEはこれまでイスラエルを国家として認めてこなかった。2010年にドバイで起きたパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの幹部暗殺事件に関し、UAEはイスラエルの関与を主張。両国関係が一段と悪化した。イスラエルと戦火を交えてきたアラブ諸国で国交を持つのはエジプトとヨルダンだけだった。
■イスラエルとアラブ諸国 イスラエルは第2次世界大戦後の1948年、アラブ系住民が居住していたパレスチナに建国した。周辺のアラブ諸国は強く反発し、48~73年の間、両勢力の間では4度に渡る中東戦争が起きた。イスラエルは79年、エジプトと平和条約を結んだが、その後もほとんどのアラブ諸国とは長く国交がなかった。
近年はイランを共通の敵として、アラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビアなどとイスラエルが、双方の友好国である米国などを介して接近する動きが強まっていた。ただ、アラブ民衆の間では反イスラエル感情が根強いとされる。
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2020-08-13 15:54:11Z
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