Selasa, 23 Mei 2023

ロシア西部の州にウクライナから越境攻撃、州知事認める…戦車を使用との情報も - 読売新聞オンライン

 ロシアが侵略を続けるウクライナと国境を接する露西部ベルゴロド州の知事は22日、「ウクライナ軍の破壊工作・偵察グループが侵入し、露軍と戦闘になった」とSNSに投稿した。ウクライナに拠点を置くロシア人部隊が越境攻撃を認める一方、ウクライナ大統領府顧問は「注視しているが、関係はない」と関与を否定した。

 タス通信や露独立系メディアによると、同州の国境検問所や民家が砲撃を受け、8人が負傷した。越境攻撃した部隊が戦車を使用したとの情報がある。同州にはテロ対策の特別態勢が敷かれ、一部の住民が避難した。

 露大統領報道官は22日、越境攻撃がプーチン大統領に報告されたと明らかにし、「(ウクライナ東部の要衝)バフムトの戦況から注意をそらすためだろう」とウクライナの関与を主張した。

 一方、反プーチン政権のロシア人部隊「ロシア義勇軍団」と、ロシア人やベラルーシ人で組織する「自由ロシア軍団」は同日、「集落を解放した」などとSNSに投稿し、攻撃を認めた。

 また、ウクライナ空軍によると、露軍が21日夜から22日朝にかけて東部ドニプロを無人機20機とミサイル16発で攻撃し、ウクライナ側が全ての無人機とミサイル4発を撃ち落とした。

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2023-05-23 01:40:00Z
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