ロシアによるウクライナ侵略で、露国防省は12日、東部ドネツク州バフムト近郊のソレダル方面でウクライナ軍が大規模な攻撃作戦を11日に実施したものの、露軍が撃退したと主張した。同省によると、攻撃作戦にはウクライナ軍部隊1000人以上と戦車最大40両が参加し、長さ95キロの範囲で行われたという。ウクライナ軍が準備を進めている本格的な反攻作戦の一環の可能性がある。
露国防省の発表に先立つ11日夜、露軍事ブロガーのポドゥブヌイ氏は交流サイト(SNS)を通じ、「ソレダル方面で戦車を擁したウクライナ軍部隊が露軍の防衛線の突破に成功した」と報告。「(露軍にとって)状況は厳しい」と指摘するなど、露国防省の発表とは食い違いも出ている。同氏はまた、バフムト近郊の2集落でも防衛線が突破され、露軍が後退したとの情報もあるとした。
一方、ウクライナ軍は12日、バフムト近郊の1集落を奪還したと発表した。同国メディアが伝えた。
露独立系メディアは12日、ウクライナ軍の活動の活発化について、本格反攻に向けて露軍を東部にくぎ付けする戦術に基づく可能性があるとした。
ソレダルを巡っては、露国防省が1月下旬までに制圧を発表。その後、露軍は要衝バフムトの制圧に注力してきた。だが、露軍はバフムトでウクライナ軍の抗戦に遭い、現在まで制圧できていないほか、最近は一部の露軍部隊が市内から撤退したと伝えられるなど、苦戦しているもようだ。
米シンクタンク「戦争研究所」は11日、露軍はバフムトを防衛するウクライナ軍部隊の包囲を狙ってきたものの、現場部隊の練度が低下していると指摘。「ウクライナ軍が包囲される恐れは去った可能性がある」と分析した。
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2023-05-13 00:37:59Z
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