【キーウ=梁田真樹子】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は15日、ビデオ演説し、東部ハルキウ州で400の集落をロシア軍から奪還し、15万人を露軍の支配から解放したと明らかにした。ゼレンスキー氏は「ハルキウ同様、全ての地域でウクライナ国旗が戻ってくることになる」と強調し、南部クリミア半島を含む全土の奪還に改めて意欲を示した。
ビデオ演説に先立ち、ゼレンスキー氏は14日、奪還した主要都市の一つであるイジュームを訪問し、被害状況を視察した。大統領府の発表によると、ゼレンスキー氏は州知事から州内の6%の地域が依然として露軍の占領下に置かれているとの説明を受けた。
ウクライナ国防次官によると、ウクライナ軍が反転攻勢を強めた6日以降、ハルキウ州内の8500平方キロ・メートルの地域で露軍を撃退した。面積は広島県に匹敵する規模となる。露軍と
一方、ウクライナ大統領府副長官によると、露軍は14日、ゼレンスキー氏の出身地クリビー・リフを巡航ミサイル8発で攻撃した。米紙ニューヨーク・タイムズは、ダムが破壊され、市内を流れるインフレツ川が氾濫する恐れがあると報じた。一部地域では断水しているという。
露軍は11日にもハルキウ州で火力発電所などを攻撃したばかりで、市民生活に関わる重要インフラが狙われる懸念が高まっている。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vd3d3LnlvbWl1cmkuY28uanAvd29ybGQvMjAyMjA5MTUtT1lUMVQ1MDA5NC_SAQA?oc=5
2022-09-15 02:19:00Z
1559026788
Tidak ada komentar:
Posting Komentar