ロシアのプーチン政権がウクライナ侵攻の兵員補充のため始めた予備役兵動員に対する抗議行動が24日、ロシア各地で行われ、人権団体「OVDインフォ」によるとモスクワ時間25日午前0時(日本時間同6時)までに少なくとも790人が拘束された。
動員をめぐる抗議行動はプーチン大統領が演説で発表した21日当日以来2度目。市民団体の呼びかけに極東から始まり、時間が経つにつれてシベリアやロシア西部へと広がった。
モスクワやサンクトペテルブルクなど大都市では様々な場所に分かれて抗議活動があった。いずれも警察が早々と取り囲むなどしてモスクワで計404人、サンクトペテルブルクで計134人が拘束され、参加者が輪になって踊ったシベリアのノボシビルスクでは計70人が拘束された。
取り締まりを避けるためにただ集まるだけの抗議活動もあった。極東ウラジオストク中心部の広場では数カ所に分かれて2、3人ずつ集まったが、それぞれに警察官が3、4人で近づいて「何をしているのか」などと職務質問。解散するよう命じていた。
プーチン氏は24日、招集拒否に対する刑罰を重くし、戦場で敵に自ら降伏して捕虜となることを犯罪として最高10年の自由剝奪(はくだつ)を科す刑法改正案に署名し、成立させた。改正案は動員が発表される前日の20日に下院が、当日の21日に上院が可決していた。
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2022-09-25 00:29:24Z
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