テムズ川の南岸に位置し、11世紀にウィリアム1世が築いた小さな城が始まりで今も要人を招いての公務に使われています。
1992年11月には火災で城の一部が焼失しましたが、エリザベス女王はバッキンガム宮殿を夏の間、一般公開するなどして修復にかかるおよそ3700万ポンド日本円にしておよそ60億円の大半を工面し5年かけて再建させました。
エリザベス女王は長年、週末をウィンザー城で過ごしていましたが、新型コロナの感染が拡大してからはロンドンの公邸であるバッキンガム宮殿からウィンザー城に住まいを移し、去年4月に亡くなった夫のフィリップ殿下と最後の日々を過ごしました。
ウィンザー城の敷地内には1475年からおよそ50年の歳月をかけて建設された「セントジョージ礼拝堂」があります。
ゴシック様式の礼拝堂で、チャールズ国王がカミラ王妃と再婚した際に祝福の式が行われたほか、ハリー王子とメーガン妃が結婚式を挙げるなど多くの王室の行事が執り行われてきました。
また、礼拝堂にはエリザベス女王の父親のジョージ6世など10人の王が埋葬されています。
今回、エリザベス女王は礼拝堂の一角に位置し、夫のフィリップ殿下が眠る「ジョージ6世記念礼拝堂」に埋葬されます。
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2022-09-18 21:07:21Z
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