2021年10月11日07時21分
【ワシントン時事】米司法省は10日、原子力潜水艦の原子炉に関する機密情報を「外国政府」に売り渡したとして、原子力法違反の疑いで米海軍の原子力エンジニアの男とその妻を訴追したと発表した。連邦捜査局(FBI)によるおとり捜査で、男が外国政府代表者と思い込んで情報を売却したのは捜査員だった。
司法省によると、訴追されたのはジョナサン・テーベ容疑者(42)と妻のダイアナ容疑者(45)。テーベ容疑者は昨年4月、外国政府宛てに機密情報のサンプルを入れた小包を送付し、その国の政府の代表者を装ったFBI捜査員と暗号化されたメールでやりとりを開始。数カ月後、暗号資産(仮想通貨)による謝礼と引き換えに、機密情報を譲り渡すことで交渉が成立した。
今年6月、妻を見張りに立たせ、ピーナツバターサンドイッチに挟んだ機密情報入りのSDカードをウェストバージニア州の受け渡し場所に置いた。FBI捜査員がそれを受け取り、2万ドル(約220万円)を暗号資産で支払うと、SDカードの情報を読み取る暗号解読キーがメールで送られてきた。中には、原潜の原子炉に関する機密情報が含まれていた。
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2021-10-10 22:21:00Z
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