【ニューヨーク=吉田圭織】米東部ニューヨーク州のジェームズ司法長官は3日に記者会見し、同州のクオモ知事が部下を含む複数の女性に対してセクハラをしていたとする調査結果を発表した。
調査結果に対してクオモ氏は同日、「誰に対しても不適切に触ったり、性的に誘ったりしたことは一切ない」と述べ、「(調査の)報告書は事実と異なる描写をしている」と反発した。
ジェームズ州司法長官は「クオモ氏が複数の女性に対して不適切に触ったり、無理やりキスしたり、抱き締めたりするとともに、不適切なコメントをするなどのセクハラをしていた」と指摘。調査によると、クオモ氏と側近らは告発しようとした少なくとも1人の女性に対して報復行為をしたという。
セクハラ調査には180人近くが携わり、11人の女性がクオモ氏による様々な不適切行為を告発した。そのうち9人はニューヨーク州職員として現在勤務中か過去に務めたことがある女性だった。
クオモ知事を巡っては、昨年12月以降にセクハラ行為を告発する女性が相次ぎ、辞任を求める声が広がった。ニューヨーク州議会議員の一部では弾劾手続きを開始する準備を進めている。
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2021-08-03 18:59:18Z
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