2021年07月07日00時11分
【ワシントン時事】米国家安全保障会議(NSC)でアジア政策を統括するキャンベル・インド太平洋調整官は6日、台湾との「強力で非公式な関係」を支持する一方、独立は支持しないと明言した。経済や安全保障で米中の対立が顕在化する中でも、歴代米政権が踏襲してきた「一つの中国」政策は変更しないという立場を確認した。
キャンベル氏はシンクタンクでの講演で、台湾住民には「平和に暮らす権利がある」と述べ、中国による威圧的振る舞いをけん制。新型コロナウイルスなど感染症対策で台湾が「国際的役割を果たすよう望む」とも語った。
中国はかねて台湾で独立志向が高まることを強く警戒。キャンベル氏も今年5月、台湾問題で現状を維持することが米中双方の利益にかなうと指摘していた。
ロイター通信によると、キャンベル氏はまた、バイデン大統領が年内に、日米とインド、オーストラリアの4カ国の連携枠組み「クアッド」の首脳会議を主催すると改めて表明。同会議で新型コロナのワクチンやインフラ投資への「断固たる関与」が実現すると語った。
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2021-07-06 15:11:00Z
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