Selasa, 09 Maret 2021

誤って1日に2度ワクチンを打たれた男性が危篤状態に - Newsweekjapan

<1回目と2回目の間は21日開けることになっているワクチンを、4時間で2度打ったら大変なことになることも>

米オハイオ州で2021年2月、91歳の男性が、新型コロナウイルスのワクチンを1日に2度接種されたために入院していたことが明らかになった。

地元テレビ局WLWTによると、バトラー郡に住むビクター・スミスは、1月22日にモデルナ製ワクチンの1回目接種を受けた。2度目の接種は約1カ月後の2月25日の予定だった。当日、ビクターが治療を受けているリハビリ施設のスタッフは彼をバトラー郡フェアグラウンズのワクチン接種会場に送って行った。

その接種会場でビクターが別のスミスと間違われるミスがあり、わずか4時間で2度、ワクチンを接種されてしまった。通常は最低21日間置いて受けることになっているワクチンだ。

ビクターは、ショック状態に陥った。病院に搬送されたとき、ビクターの血圧は、上が86で下が47だったと、娘のドーン・セオドアによれば、肺にたまった水を取り除くための薬ラシックス(一般名フロセミド)は、血圧が低すぎて投与できなかった。医師からは助からないだろう、と言われた。まだワクチンを打っていないセオドアは、父に近づくことも許されなかった。

幸いビクターは回復に向かっているが、「ほかの誰にも、このような目に遭ってほしくない」とセオドアは語っている。

(翻訳:ガリレオ)

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2021-03-09 08:40:25Z
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