【バンコク=津田知子】ミャンマー各地で27日、国軍クーデターに抗議するデモが相次ぎ、地元メディア「ミャンマー・ナウ」によると、治安部隊の発砲などで91人が死亡した。1日の犠牲者としてはクーデター発生以来、最悪の規模となる。国軍は国軍記念日の27日、首都ネピドーで式典を開き、ミン・アウン・フライン最高司令官が演説でクーデターを改めて正当化した。
治安部隊の弾圧で死亡した市民は、最大都市ヤンゴンや第2の都市マンダレーなどでデモに参加していた。国内の人権団体「政治犯支援協会」によると、2月1日のクーデター以降、26日時点で328人が死亡した。
演説でミン・アウン・フライン氏は、昨年11月の総選挙の「不正」を理由に「国軍が全権を掌握するしかなかった」と述べた。抗議デモを「不適切な暴力行為」と呼び、徹底排除する姿勢を鮮明にした。
式典には陸海空軍や警察などから約8000人が参加した。ロシアのアレクサンドル・フォミン国防次官のほか、中国やインドなど8か国の代表が出席した。米英や日本は欠席した。ミャンマーは、日本軍占領下で結成された抗日組織が1945年3月27日に武装蜂起したことから毎年3月27日を国軍記念日としている。
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2021-03-27 14:09:00Z
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