【ワシントン=蒔田一彦】米国のトランプ大統領を巡るウクライナ疑惑で、下院司法委員会が13日にトランプ氏に対する「
13日の採決後、司法委共和党トップのコリンズ議員は声明を発表し、下院多数派の民主党による一連の弾劾手続きを「権力の乱用だ」と批判した。
司法委は、トランプ氏の訴追理由として「権力の乱用」と「議会に対する妨害」の二つの条項案を可決した。司法委の採決では共和党委員全17人が反対した。
下院本会議の採決でも、賛成に回る共和党議員はいない模様だ。トランプ氏を
民主党は足並みに乱れが生じている。米メディアによると、弾劾を支持する世論が広がりを欠く中、選挙区内に多くの保守層を抱える議員を中心に慎重論が出ている。決議案は可決される公算が大きいが、複数の民主党議員が反対か棄権に回る可能性があるという。
トランプ氏は13日、記者団から訴追条項案の可決について尋ねられると、「米国にとって非常に悲しいことだが、私にとっては政治的にとても良いことのようだ」と余裕を見せた。
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2019-12-14 11:55:00Z
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