Jumat, 20 Desember 2019

米ボーイング新型宇宙船、急きょ帰還へ 初飛行、打ち上げ後に不具合 - 時事通信ニュース

2019年12月21日00時57分

20日、米南部フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた新型宇宙船「スターライナー」を搭載したアトラスVロケット(AFP時事)

20日、米南部フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた新型宇宙船「スターライナー」を搭載したアトラスVロケット(AFP時事)

 【ワシントン時事】米航空宇宙大手ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」が20日朝(日本時間同日夜)、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。初の試験飛行だったが、打ち上げ後に不具合が発生。48時間以内にニューメキシコ州にあるホワイトサンズ米軍ミサイル実験場へ帰還させることになった。
 ロイター通信によると、ボーイングはタイマーに不具合が生じ、予定した軌道に到達できなかったと説明。今回は無人での飛行だったが、米航空宇宙局(NASA)のブライデンスタイン長官は、仮に飛行士が搭乗していたとしても安全だったと指摘した。
 アトラスVロケットに搭載されたスターライナーは当初、約25時間半後に国際宇宙ステーション(ISS)へ到達し、8日間の接続後、地球に帰還する計画だった。

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