ウクライナ軍は東部ドネツク州や南部ザポリージャ州で反転攻勢を続け、マリャル国防次官は10日、ザポリージャ州の主要都市メリトポリなどへ向かう方面では部分的な成功をおさめているとしています。
アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は11日の分析で、ウクライナ軍の部隊がメリトポリの北東およそ70キロに位置するロボティネの郊外まで前進し、ロシア軍が部隊の再配置を余儀なくされている可能性があると指摘し「戦術的に重要だ」との見方を示しました。
また、イギリス国防省は12日、ロシアが精鋭の空てい部隊を南部ヘルソン州から、激しい戦闘が続くザポリージャ州の戦線に再配置した可能性が高く、その結果、ロシア側が支配するドニプロ川の南東側の防衛力が弱まると分析しています。
一方、東部ハルキウ州クピヤンシクの周辺ではロシア軍が激しい攻撃を繰り返し、州知事は12日、近郊の集落への砲撃で高齢の女性が死亡したとSNSに投稿しました。
ウクライナ軍の東部方面部隊の報道官は地元メディアに対してこの地域でロシア側が戦闘の主導権を握ろうとしているものの、ウクライナ軍は防衛を大幅に強化し前線を守っていると強調しています。
こうした状況について「戦争研究所」は、ロシア軍がウクライナ軍の部隊を戦線のより重要な地域から引き離して分散させるためクピヤンシク方面での攻撃を活発化させているとみられると分析しています。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiPmh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvbmV3cy9odG1sLzIwMjMwODEyL2sxMDAxNDE0OTYxMTAwMC5odG1s0gFCaHR0cHM6Ly93d3czLm5oay5vci5qcC9uZXdzL2h0bWwvMjAyMzA4MTIvYW1wL2sxMDAxNDE0OTYxMTAwMC5odG1s?oc=5
2023-08-12 10:19:30Z
2319138678
Tidak ada komentar:
Posting Komentar