中国国内で政府の厳格な「ゼロコロナ」政策に抗議する動きが広がる中、日本でも27日夜、若い在日中国人ら約200人(主催者調べ)が東京・新宿駅西口で抗議活動を行った。「習近平(国家主席)は退陣せよ!」などと叫び、習政権の強権的な感染症対策や統治に反対の意を示した。
主催した20代の中国系男性によると、抗議のきっかけは、当局の封鎖で消火が遅れ10人が死亡したとされる24日の新疆(しんきょう)ウイグル自治区ウルムチ市の火災だ。25日以降、交流サイト(SNS)で世界に追悼や抗議の動きが広まり、日本でもSNS「テレグラム」のグループが誕生。27日午後に急きょ、開催を決めた。
抗議は午後7時から約2時間実施。中国出身の10~30代前後の留学生や社会人が多く、火災の犠牲者を追悼した上で、「ゼロコロナに反対」「中国共産党を打倒しなければ自由はない」などと中国語や日本語で訴えた。新疆出身の漢族が少数民族への弾圧を止めるよう求める場面もあった。
テレグラムのグループ名には、言論統制への批判の象徴とされる白い紙にちなんで「白紙革命」の言葉を入れた。当初30人だったメンバーも今は1千人を超えたといい、主催した男性は「愛国教育を受け党を疑ってこなかった若者が動いたのは大きい。今後もゲリラ的に行いたい」としている。(桑村朋)
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2022-11-29 08:21:26Z
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