Kamis, 24 November 2022

ウクライナ国内のエネルギー施設攻撃、露軍はミサイル67発投入か…全原発が外部電源遮断 - 読売新聞オンライン

 【ニューヨーク=寺口亮一】ウクライナ軍参謀本部は24日、国内のエネルギー施設を主な標的にした23日のロシア軍による大規模攻撃について、露軍が巡航ミサイル67発や最大10機の自爆型無人機を投入したとSNSで発表した。国内の原子力発電所全4か所は初めて、同時に外部電源から遮断された状態になった。

 ウクライナ軍参謀本部はミサイル51発とロシア製の無人機5機を迎撃したとしている。10月10日以降で5度目となった23日の大規模攻撃では、これまで多用してきたイラン製の自爆型無人機を使わなかった可能性がある。

 一方、ウクライナのエネルギー相は24日、首都キーウなど国内各地で起きていた停電の大部分が同日にも復旧するとの見通しを示した。原発で発電した電力で維持・管理していたフメリニツキーとリウネ、南ウクライナの3原発では、電力システムが復旧すれば外部電源との接続を再開すると説明した。露軍が占拠している南部ザポリージャ原発は23日、原発内で電力をまかなえず、非常用ディーゼル発電機が一時稼働した。

 国連安全保障理事会は23日、ウクライナ全土に大規模な停電をもたらしたロシアのミサイル攻撃を巡り、緊急会合を開いた。オンラインで出席したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、この攻撃で多くの国民が電気や暖房、水道水を奪われたとして「人道に対する罪だ」とロシアを批判した。会合は、ウクライナや米国などが開催を要請した。

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2022-11-24 22:08:22Z
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