Selasa, 05 Mei 2020

南極でカエル化石発見 4000万年前、湖沼に生息か(時事通信) - Yahoo!ニュース

 南米大陸とドレーク海峡で隔てられている南極半島付近の島で、約4000万年前と推定されるカエルの化石を発見したと、スウェーデン自然史博物館などの国際研究チームが5日までに発表した。

 チリに現在生息する「ヘルメットガエル」の仲間とみられ、当時は温暖湿潤で森や湖沼、川がある環境だったと考えられるという。

 ヘルメットガエルは頭の皮膚が骨と密着し、硬いのが特徴。見つかった化石は頭骨の一部と腰の骨で、南極半島付近のシーモア島にあるアルゼンチンのマランビオ基地近くで発見された。現存する両生類の化石が南極で見つかったのは初めて。論文は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

 南極大陸や南米、オーストラリアなどはかつて、巨大な大陸の一部だった。約4000万年前には分かれていたが、共通する動植物が分布していたことが化石調査で明らかになってきている。 

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2020-05-05 07:53:17Z
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