2020年05月20日17時14分
【台北時事】台湾の蔡英文総統は20日、2期目入りした。蔡氏は就任式で宣誓した後、内外に向けて演説し、関係悪化が続く中国について、「北京当局が『一国二制度』によって台湾を矮小(わいしょう)化し、台湾海峡の現状を破壊することを受け入れない」と主張。中国が掲げる一国二制度による中台統一方針を改めて拒絶した。
蔡氏は一方で、「平和で安定的な台湾海峡の現状を維持することが、われわれの一貫した立場だ」と、独立でも統一でもない「現状維持」路線を堅持すると強調。中国の習近平政権には「両岸(中台)関係の長期的発展に向けて、相応の責任を負ってほしい」と訴えるとともに、断絶が続く公式対話の再開を呼び掛けた。
これに対し、中国国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は20日、「われわれは一国二制度による平和統一の基本方針を変えない」とする談話を発表。「どんな形の独立・分裂活動も許さない」とくぎを刺した上で、「台湾同胞が祖国(中国)でより多くのチャンスを享受できるようサポートする」と秋波を送った。
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2020-05-20 08:19:58Z
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