2020年05月19日13時17分
【ワシントン時事】トランプ米大統領は18日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長に宛てた書簡を公表し、WHOの運営に関し「30日以内に本質的改善が見られなければ、現在暫定的に実施している資金拠出停止を恒久化する」と警告した。その上で「米国の加盟についても考え直す」と脱退の可能性も示唆した。
トランプ氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、これまでも中国と並んでWHOを厳しく糾弾してきた。組織脱退という「最後通告」を突き付け、運営の抜本的な見直しを迫った形だ。
これより先、トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、WHOを「中国の操り人形だ」と改めて批判した。これまで米国がWHOに年4億5000万ドル(約480億円)を拠出してきたにもかかわらず「正当に扱われてこなかった」と主張。中国と同程度の4000万ドル(約43億円)の拠出を検討する考えを示す一方、「それでも多過ぎるという声もある」と強調していた。
オンライン会議方式で18日に開幕したWHO総会では、中国の習近平国家主席ら多くの首脳が発言したが、トランプ氏は参加を拒否した。不参加の理由について、WHOが新型コロナ対応で「非常に嘆かわしい仕事をしてきた」と記者団に説明した。
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