ロシア北極圏の刑務所で反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が収監中に死亡したことを受け、露各地で16日夜、支持者らが追悼の献花を行った。プーチン政権は世論の動向を警戒しており、独立系人権団体「OVDインフォ」によると、国内8都市で計100人以上が拘束された。
露独立系英字紙「モスクワ・タイムズ」は、モスクワにあるソ連時代の政治的弾圧の犠牲者を追悼する記念碑などで、ナワリヌイ氏の写真や花をささげる人の列が出来たと伝えた。
露当局は、献花を無許可の集会と位置付けたとみられる。SNSには、サンクトペテルブルク市内で参加者が雪上を引きずられ、当局に拘束される様子が投稿された。露北部のムルマンスクでは「ナワリヌイが殺害された」と書いた紙を持った女性が拘束された。
ドイツでのミュンヘン安全保障会議に出席しているナワリヌイ氏の妻、ユリア氏は16日、「プーチンは露国内で行ったすべての虐殺の責任を個人的に負うべきだ」と語った。
西側各国はプーチン政権を非難した。米国のバイデン大統領は16日にホワイトハウスで演説し、「プーチンの残忍さをさらに証明するものだ」と述べた。「汚職や暴力、政権が行うあらゆる悪事に勇敢に立ち向かった」と述べ、ナワリヌイ氏をたたえた。
これに対し、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は16日、米欧からの非難について「容認できない」と反発した。
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2024-02-17 02:21:00Z
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