フーシ派への今回の攻撃についてアメリカ軍は、紅海周辺を航行する船舶に対するフーシ派の攻撃能力をそぐためのものだと強調していて、前日にシリアとイラクの領内に対して行った報復攻撃とは明確に区別しています。
紅海周辺では、フーシ派による攻撃を避けるため各国の貨物船やタンカーなどがアフリカの喜望峰を回るルートへのう回を余儀なくされる状況が続いています。
世界経済への影響も広がる中、アメリカ軍とイギリス軍のフーシ派に対する合同作戦は先月に続き3回目です。
アメリカ政府は、今回の攻撃をバーレーンやオーストラリアなど6か国が支援したと強調していて、アメリカの一連の攻撃の正当性を強調するねらいもあったと見られます。
ただ、今回のフーシ派への攻撃もイスラエルと、それを支えるアメリカへの攻撃を強める武装勢力に対抗するための作戦であったという点では、前日のイラクとシリアへの報復攻撃と根本は同じです。
前日の報復攻撃を受けては、イラン、それに空爆されたイラクからも反発の声があがっています。
イランが関係するフーシ派をはじめとした武装勢力そしてイラン自身の反応しだいで緊張が拡大するおそれはあります。
バイデン大統領自身は、秋の大統領選挙で再選を目指していますが、野党側やトランプ前大統領から、対応が弱腰だと批判を浴びていて、引くに引けない状況です。
紛争の拡大だけは防ぎたいという思惑どおりに進むのか、アメリカにとって緊張を強いられる状況が続きます。
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2024-02-04 05:31:01Z
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