2023年11月05日11時22分
【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官とアラブ諸国外相らは4日、ヨルダンの首都アンマンで会合を開き、イスラエルと、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの衝突を巡り協議した。ブリンケン氏は人道目的の「戦闘の一時停止」を目指す考えを示し、アラブ側が訴える「即時停戦」に反対。米アラブ間の溝が浮き彫りとなった。
ブリンケン氏は会合後、ヨルダンのサファディ外相、エジプトのシュクリ外相と共同記者会見を行った。シュクリ氏は「ガザでの即時停戦を無条件で求める」と主張。イスラエルに「人道支援物資搬入の妨害中止」を要求した。
アラブ諸国はこれまで、一致して即時停戦を訴えている。だが、ブリンケン氏は会見で「今停戦すれば、ハマスが再び部隊を整えることを可能にする」と述べ、10月7日のイスラエル攻撃を繰り返すことにつながると反論した。
また、戦闘の一時停止は「民間人を保護し、支援を届け、外国籍保有者を退避させる重要な仕組みだ」と説明。ハマス排除の目的も果たせるとして、イスラエルと議論を続ける考えを強調した。
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2023-11-05 02:22:00Z
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