2020年5月に米ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさん(48)を殺害した罪で有罪となった元警官が24日、収容先のアリゾナ州の刑務所で刺された。米メディアが報じた。
AP通信は情報筋の話として、デレク・ショーヴィン受刑者(47)が別の受刑者に刺され、重傷を負ったと伝えた。
米刑務所局は声明で、24日午後12時30分、ツーソン市にある連邦刑務所の受刑者が刺されたと認めた。
同局によると、刑務所職員が現場を制圧。負傷した受刑者は「救命措置」を施され、その後、病院に搬送された。この声明では受刑者の名前は明らかになっていない。
他の受刑者にけがはなく、ショーヴィン受刑者は一命を取り留めたという。
米最高裁は数日前、ショーヴィン受刑者の控訴を取り下げたばかりだった。ショーヴィン受刑者は控訴の中で、公正な裁判を受けなかったと主張していた。
ショーヴィン受刑者は2020年5月25日、拘束して地面に押し付けたフロイドさんの首を、自分のひざで9分以上圧迫し続けた。フロイドさんはその場で意識不明となり、救急車で搬送後に死亡が確認された。
通りかかった若い女性が現場の様子を撮影した映像が広く拡散。この事件はアメリカだけでなく世界的に、人種差別や警察暴力に大勢が抗議するきっかけとなった。
2022年7月には、フロイドさんの公民権を侵害したとして、さらに20年の量刑を受けている。
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2023-11-25 08:44:09Z
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