ロシアのプーチン大統領肝いりの国際会議「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」が17日、4日間の日程を終え、閉幕した。ロシアがウクライナ侵略を続ける中、プーチン氏は16日の全体会合で「バラ色の経済状況の演出」(米紙ニューヨーク・タイムズ)に腐心した。
プーチン氏は全体会合で、失業率や物価上昇率が「記録的な低さだ」と重ねて強調した。低失業率は招集を嫌う男性の大量出国が要因とされているが好都合なデータを列挙した。来年3月の大統領選を意識したようだ。
しかし、ロシアを撤退した米欧や日本の企業に対し「扉は閉ざしていない」と復帰を呼びかけ、経済の苦境もにじんだ。
参加した非米欧諸国の世論誘導も重視した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を「ネオナチ」だと一方的に非難し、米欧を下品な俗語でののしった。
プーチン政権は外資誘致を目的にした国際会議を重視する。2018年には、安倍元首相とマクロン仏大統領が同時に参加した。今回はアルジェリアの大統領が全体会合に出席した。
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2023-06-17 10:54:00Z
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