Jumat, 02 Juni 2023

モスクワ市民、ドローン攻撃に防御装置の購入開始 1000万円超も - 毎日新聞

モスクワの観光名所、アルバート通り=ロシアで2015年7月13日、真野森作撮影 拡大
モスクワの観光名所、アルバート通り=ロシアで2015年7月13日、真野森作撮影

 多数の無人機(ドローン)がロシアの首都モスクワと周辺地域を襲ったことを受け、一定数の地域住民が飛行してくるドローンからの攻撃を防ぐ装置を購入し始めた。複数のロシアメディアが報じた。中には日本円換算すると、1000万円を超す製品も売られている。

 ロシア当局によると、モスクワや隣接地域は5月30日未明、合計8機のドローンによる攻撃にさらされた。迎撃したと説明されているが、飛来してきたドローンが幾つかの建物に突入し、一部を損傷させたことが判明。ロシアは「特別軍事作戦」の相手国ウクライナが仕掛けてきた攻撃だと断定している。

 5月31日付のタス通信は兵器製造企業の幹部の話として、今回のドローン襲撃を受け、モスクワと周辺地域の住民が飛来してくるドローンに対処する防御装置を積極的に購入していると報じた。この企業の製品は最安値で150万ルーブル(約257万円)するという。

 これらの装置は飛行してくるドローンに妨害電波を発し、相手側に操縦できなくさせる機能を中心としている模様だ。ロシアではインターネットショップでも多くの製品が売られている。

 そのうちの一つのサイトを検索すると、30種類以上の該当する製品が売られていた。その中でも最も高額な製品は730万ルーブル(約1250万円)の値段がついていた。機能説明には「神風ドローン(自爆攻撃を仕掛けてくるドローン)を探知できる」とも書かれている。【モスクワ大前仁】

Adblock test (Why?)


https://news.google.com/rss/articles/CBMiOWh0dHBzOi8vbWFpbmljaGkuanAvYXJ0aWNsZXMvMjAyMzA2MDIvazAwLzAwbS8wMzAvMDczMDAwY9IBAA?oc=5

2023-06-02 01:37:49Z
2085074614

Tidak ada komentar:

Posting Komentar