Rabu, 26 Oktober 2022

習近平氏の個人崇拝色を薄めたか…中国共産党が改正した党規約、書きぶりを裏読みすると:東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞

街角の大型スクリーンに映し出された習近平国家主席=23日、中国・杭州で(AP)

街角の大型スクリーンに映し出された習近平国家主席=23日、中国・杭州で(AP)

 【北京=新貝憲弘】中国共産党は26日、22日に閉幕した第20回党大会で改正した党規約の全文を公表した。習近平しゅうきんぺい総書記の党内権威を強調する「2つの確立」は盛り込まれず、代わりに「習近平同志を核心とする党中央の権威と集中的な指導を断固として守る」とした「2つの擁護」が記載された。

 「2つの確立」は習氏を「党中央・全党の核心的地位」として確立し、習氏が打ち出した思想を「指導的地位」として確立するという内容。「2つの擁護」もほぼ同じ意味だが、習氏個人より「党中央」を強調している点で異なる。

 22日に発表された党規約改正案の決議文では「2つの確立」を「全党として決定的な意義を真剣に理解すべきだ」と強調していた。ただ、党規約では「いかなる形式の個人崇拝も禁止する」との規定があるため、個人崇拝色を薄めた「2つの擁護」に置き換えた可能性がある。

 今回の改正ではこのほか、「台湾独立に断固として反対して抑え込む」や、中国独自の発展モデル「中国式現代化」の文言が盛り込まれた。

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2022-10-27 01:49:10Z
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