ロシア国防省の発表によると、セルゲイ・ショイグ国防相は23日、英国、フランス、トルコの国防相と相次いで電話会談を行い、「ウクライナが『(放射性物質をまき散らす)汚い爆弾』による挑発を行う可能性がある」と主張した。
ウクライナの外相は23日、SNSを通じ、ウクライナには保有も使用の意思もないと強調した。「ロシアが(汚い爆弾の使用を)計画している」と反論し、偽装工作で使用する可能性に懸念を示した。
米国務省は23日、「ロシアの見え透いたうその主張を拒絶する」とする米英仏外相による共同声明を発表した。「世界は(ロシアが)この主張を戦争拡大の口実として利用するいかなる試みも見抜くだろう」とも指摘した。
ショイグ氏は23日、米国のオースティン国防長官とも21日に続き、再び電話会談した。露国防省は、米側との会談内容を明らかにしていないが、同様の主張を行ったとみられる。
ウクライナとロシアの仲介役を自任するトルコの国防相は「停戦などに向け、役割を果たす用意がある」と述べた。
露国防省は23日、露軍が同日、ウクライナのエネルギー施設への攻撃を続けたと発表した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は23日のビデオ演説で、東部ハルキウ州などで電力供給施設の復旧が進んでいると説明した一方、国民に計画停電や節電への協力を改めて訴えた。
同国のエネルギー相は23日、地元メディアに対し、再生可能エネルギーがウクライナの電力供給の約1割を占めるとし、このうち風力発電の9割、太陽光発電の5割近くが侵略を受けて稼働を停止していると明らかにした。
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2022-10-24 02:06:00Z
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