2022年10月15日06時12分
【ロンドン時事】トラス英首相は14日、政権の目玉政策である大型減税策を事実上撤回した。一段の物価高や財政悪化を招くとの懸念から通貨ポンドや英国債などが売られ、世界的な金融市場の動揺を招いたとして批判を浴びたことが背景。直接的な責任者であるクワーテング財務相も更迭した。政権発足からわずか1カ月余りでの方針転換となり、首相の進退を問う声も強まりそうだ。
後任の財務相には日本通として知られるハント元外相が就任する。BBC放送によると、クワーテング氏の財務相としての在任期間は38日と、英史上2番目の短さとなった。
トラス首相は記者会見で、ジョンソン前政権下で決まった法人税率の引き上げ計画を維持し、自身が掲げた凍結案を撤回すると表明。これにより年間180億ポンド(約3兆円)の財源が確保できるとした上で、「債務を確実に減らすために必要なことは何でもする」と強調した。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNWh0dHBzOi8vd3d3LmppamkuY29tL2pjL2FydGljbGU_az0yMDIyMTAxNDAxMTkwJmc9aW500gEA?oc=5
2022-10-14 21:12:00Z
1608820739
Tidak ada komentar:
Posting Komentar