Minggu, 02 Januari 2022

習氏、天安門弾圧を称賛 「国家守った英断」と演説(写真=ロイター) - 日本経済新聞

1989年6月5日、北京の天安門広場近くの大通りで、戦車の前に立ちはだかる男性(ロイター=共同)

【北京=共同】中国で1989年に民主化運動が武力弾圧された天安門事件について、習近平(シー・ジンピン)国家主席が昨年11月の演説で、共産党と国家を守るための歴史的な英断だったと称賛していたことが分かった。米国と戦った朝鮮戦争と並ぶ国家的危機を切り抜けたと位置付けた。党の政治理論誌「求是」が1日伝えた。

演説は昨年11月11日に党が40年ぶりに「歴史決議」を採択した際に行った。習氏は80年代末から東欧や旧ソ連で次々に社会主義体制が崩壊し「中国でも89年に深刻な政治風波(騒ぎ)が発生した」と天安門事件に言及。「党は断固とした措置で、党と国家の生死存亡がかかる闘争に打ち勝った」と述べ、弾圧を正当化した。

習氏は、当時の最高実力者の故鄧小平氏が「中国の社会主義が倒れさえしなければ、社会主義は世界で生き残れる」と語ったと紹介。「あの時のドミノ倒しのような変化の中で中国共産党による指導体制が崩れれば、中華民族復興の歩みは断たれただろう」と述べた。

50年代の朝鮮戦争も、国力で圧倒的に勝る米国による武力の脅威に直面した国家的危機だったと指摘。「各世代にそれぞれの歴史的責任がある」と強調し、今後も党や政権を脅かすリスクと闘うべきだとの考えを示した。

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2022-01-02 13:42:08Z
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