【ワシントン=鳳山太成】バイデン米大統領は4日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」を巡り「今後数週間は困難な時期を迎えるだろう」と述べた。3日に集計された米国の新規感染者は100万人を初めて突破し、政権は警戒感を強めている。
バイデン氏は「ブースター接種(追加接種)を含むワクチンは米国人全員分の供給量がある。言い訳はできない」と述べ、約3500万人いる未接種の成人や、子供に改めて接種を受けるよう呼びかけた。
米ジョンズ・ホプキンス大によると、米国の1日あたり新規感染者数は3日に約108万人を記録した。オミクロン型の拡大に加え、年末年始で遅れた各地の報告を集計したため一気に増えたとみられる。これまでは2021年12月30日の59万人が最多だった。
オミクロン型は急速に広がっている。米疾病対策センター(CDC)の推計によると、21年12月26日~22年1月1日の1週間に確認した新型コロナのうちオミクロン型の比率が95.4%を占めた。前の週の77%から増えて、ほぼデルタ型から置き換わった。
バイデン氏は米ファイザーが開発した新型コロナの飲み薬「パクスロビド」の注文を2000万件へと倍増し、今後数カ月で供給する方針を明らかにした。重症化リスクの高い患者に対し、入院や死亡の可能性を減らす効果があるとされる。
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2022-01-04 20:39:42Z
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