2021年12月06日14時16分
【ワシントン時事】米CNNテレビは5日、複数の関係者の話として、バイデン米政権が来年2月の北京冬季五輪に政府高官らを派遣しない「外交ボイコット」を週内に発表すると報じた。中国政府による人権侵害に対抗する狙い。一方、米選手団は通常通り出場させる方向だ。
「スポーツと政治は別」 北京五輪ボイコット同調せず―インド大使
中国の人権状況をめぐっては新疆ウイグル自治区やチベット、香港での弾圧に加え、中国の女子プロテニス選手、彭帥さんが消息不明になった問題も国際社会から批判を浴びている。米国の判断は、日本や欧州など各国の北京五輪への対応にも影響する可能性がある。
米国は9、10の両日にオンライン形式の「民主主義サミット」を主催。台湾を含む民主主義国・地域の指導者らを招待し、権威主義への対抗や腐敗撲滅、人権擁護について協議する。これに神経をとがらせる中国は5日、米国内の人種差別状況などを批判する文書を発表。米中間で人権をめぐる対立が激化している。
バイデン大統領は先月、政権として外交ボイコットを検討していることを明らかにした。米国では与党・民主党の重鎮ペロシ下院議長が各国首脳に外交ボイコットを呼び掛けるなど、議会を中心に政権への圧力が強まっていた。
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