Jumat, 03 Desember 2021

オミクロン型、北米各地で感染確認 ネブラスカでは6人(写真=ロイター) - 日本経済新聞

ニューヨーク州の屋外コロナ検査場に並ぶ人々=ロイター

【ニューヨーク=西邨紘子】北米各地で3日、新型コロナウイルス変異型「オミクロン型」への感染確認が相次いだ。米中部ネブラスカ州はナイジェリアから帰国した男性を含む6人の感染を確認した。東部メリーランド州では3人、ペンシルベニア州ではフィラデルフィアの30代男性がオミクロン型に感染していた。

米メディアによると、ネブラスカ州で感染が確認された男性は11月23日にナイジェリアへの旅行から帰国し24日に症状が出た。残りの5人はこの男性から感染した可能性があるという。6人のうち1人しかワクチンを打っていなかった。6人とも入院には至っていない。

米国ではこれまで、ニューヨークやカリフォルニア、ミネソタ州などでオミクロン型の感染者が確認されている。変異型の感染の広がりを受け、米グーグルが社員に出社の再開を求める時期を延期すると決めるなど、経済活動への余波が懸念されている。

隣国カナダでも東部オンタリオ州でアフリカ南部に渡航歴がある12歳以下の子供の感染を確認した。同国では、これまでに少なくとも12例の感染が確認されている。

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2021-12-03 22:14:51Z
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