新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が東京都で確認されたことが16日、わかった。東京都内で、空港検疫以外でオミクロン株の感染が確認されたのは初めて。
都によると、感染が確認されたのは20代女性。空港検疫では陰性で、自宅待機中にオミクロン株の陽性が確認された。
この女性の濃厚接触者に認定された都内の20代男性も新型コロナ陽性が確認された。PCR検査の結果、「デルタ株」に見られる変異が検出されておらず、都は、濃厚接触者の男性もオミクロン株に感染した可能性が高いとみてゲノム(全遺伝情報)解析を進めている。
都によると、濃厚接触者の男性は今月12日、川崎市等々力陸上競技場でサッカー天皇杯の準決勝を観戦していたという。都は周辺にいた約80人が濃厚接触者に当たるかどうかも調べている。
オミクロン株は11月下旬に南アフリカで確認され、その後、欧米などで感染例が相次いで報告されている。再感染のリスクが高い可能性などが指摘され、市中感染が確認された国も増えつつある。
世界保健機関(WHO)が11月26日、警戒度が最も高い「懸念される変異株(VOC)」に指定して以降、政府は国内でも対策を強化。全世界からの外国人の入国を禁止しているほか、ゲノム解析をできるだけ多く実施するよう自治体に通知した。【金秀蓮、伊藤直孝】
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政府関係者に取材し、「オミクロン株、東京で国内初の市中感染を確認 新型コロナ」という記事を配信しました。しかし、その後の情報を踏まえ、現時点では断定できないと判断して削除し、内容を修正した記事に差し替えました。
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2021-12-16 07:03:57Z
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