【ワシントン=蒔田一彦、北京=田川理恵】米政府は6日、来年2月から開催される北京冬季五輪・パラリンピックに政府高官らを派遣しない「外交的ボイコット」に踏み切ると発表した。選手団の派遣は認める。少数民族や香港の民主派への弾圧など人権侵害を続ける中国への抗議を示す狙いがある。中国は猛反発し、対抗措置を取ると表明した。
米国のジェン・サキ大統領報道官は6日の記者会見で、北京五輪に「いかなる外交・公式代表も派遣しない」と述べ、「中国が新疆ウイグル自治区で続けているジェノサイド(集団殺害)や人道に対する罪、その他の人権侵害を考慮した」と理由を説明した。
米国の外交的ボイコット決定を受け、中国外務省の
趙氏は、米国がスポーツを政治問題化していると主張し、「五輪に対する干渉や破壊をやめなければ、両国が一連の重要分野や国際問題で行っている対話、協力を損ねることになる」と述べ、外交や経済にも影響が及ぶ可能性を示唆した。
日本や欧州の同盟国などが米国に同調するかどうかが今後の焦点となる。サキ氏は、今回の決定を既に同盟国に通知したことを明らかにした上で、「判断は各国に委ねる」と述べるにとどめた。
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2021-12-07 10:27:00Z
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