【ロンドン=池田慶太】英国のジョンソン首相は5日の記者会見で、今月19日からロンドンを含むイングランド全域で、新型コロナウイルス感染対策のほぼ全ての規制を撤廃する方針を明らかにした。感染拡大が続いているものの、ワクチン接種が進み、重症化や死亡を抑えられると判断した。
英政府は今年1月から続くロックダウン(都市封鎖)を4段階で緩和する計画で、今回が最終段階に当たる。公共交通機関や店舗でのマスク着用義務をなくすほか、1メートル以上の対人距離の確保や、在宅勤務の指示などが撤廃される。演劇やスポーツイベントは満員の観客で開催できるようになる。海外からの入国制限などは維持される見通しだ。
英国ではインド型(デルタ型)が猛威を振るっており、5日には1日の感染者数が2万7334人に達した。ただ、死者は9人に抑えられており、ジョンソン氏は「データはワクチンが死亡率を大幅に低下させていることを示している」と指摘し、制限を一気に緩和しても影響は限定的との見解を示した。英国では成人の86%が1回目のワクチン接種を終え、64%が2回目を終えている。
一方、マスクの着用などの感染対策を個人の判断に委ねることには、医療界などから懸念も出ている。
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2021-07-06 04:20:00Z
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