政府、ファイザーとヤンセンは今月中に モデルナも1月中の契約を推進 さらにノババックスとの交渉も発表 「他国よりかなり立ち遅れている」
政府は、新型コロナウイルス感染症予防ワクチンの導入に向けて、ヤンセンファーマ-ジョンソン・エンド・ジョンソンとファイザーとは今月中に、モデルナとは来年1月までにそれぞれ契約する方向で進めていると明らかにした。しかし、連日コロナ新規感染者数が1000人を上回るとともに、米国や英国などではワクチンの接種が相次いで始まっていることから、国民の不安も高まっている。来年2~3月に国内に持ち込まれる予定のアストラゼネカ以外のワクチンは、導入日程が具体的に決まっていない状況だ。 政府は18日、関係省庁合同ブリーフィングを開き、「新型コロナワクチン確保の現状および予防接種計画」を発表した。政府は8日に「COVAXファシリティ(ワクチン共同購入のための国際連合体)」を通じて1000万人分、グローバル製薬会社との個別交渉によって3400万人分のワクチンを先行購入することを確定している。しかし、アストラゼネカ(1000千万人分、2回接種)のほかには購入契約が完了しておらず、接種時期も具体的に明示できていないため議論になってきた。 保健福祉部のイム・インテク保健産業政策局長はこの日のブリーフィングで、「ヤンセンとファイザーは12月、モデルナは1月を目標として契約を推進する」と明らかにした。ヤンセンとは400万人分(1回接種)、ファイザーとは1000万人分(2回接種)の購入契約を結ぶことが目標だ。また、アストラゼネカのワクチンは、「SKバイオサイエンスが受託生産する『メイド・イン・コリア』ワクチンが来年2月から3月にかけて導入される」と説明した。 COVAXを通じても、来年第1四半期に1000万人分が導入できるように計画を進めているが、政府は第1次ワクチン候補の公開に際して、アストラゼネカ、ファイザー、サノフィ-グラクソ・スミスクライン(GSK)が開発中の3種類のワクチンの提案を受け、供給を受けるとの意思を表明している。ただしイム局長は「サノフィは途中で臨床に問題があり、開発がかなり遅れている」と付け加えた。政府はこの日、ノババックスとの間で進めている交渉の内容も公開した。イム局長は「今朝、ノババックスと購入についての交渉を政府代表団が行った。具体的な導入量がどの程度となるかについては、さらに協議が必要だ」と述べた。 高麗大学九老(クロ)病院のキム・ウジュ教授(感染内科)は「安全で効果的なワクチンを接種して集団免疫が形成されれば流行は終息するので、ワクチンを早く確保することが重要だ」とし「米国、英国、カナダは接種を始め、欧州連合(EU)もすぐに着手するが、韓国はワクチンの確保、接種、集団免疫獲得戦略で立ち遅れている」と指摘した。 ソ・ヘミ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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2020-12-19 22:26:56Z
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