【ワシントン=横堀裕也】トランプ米大統領が10月15日から11月23日にかけて集めた選挙資金が約1億8345万ドル(約191億円)に上り、バイデン次期大統領を上回った。米連邦選挙委員会(FEC)が公表した報告書で判明した。トランプ氏は11月3日の大統領選での敗北を認めておらず、法廷闘争を支持する支援者から多額の献金を集めたとみられる。 FECが3日公表した資金収支報告書によると、バイデン氏がこの期間に集めた選挙資金は約1億1237万ドルだった。FECが前回、10月前半(10月1日~14日)分の報告書を公表した際は、バイデン氏が約1億3000万ドルだったのに対し、トランプ氏は約4350万ドルで圧倒されていた。 トランプ氏が今回、資金集めでバイデン氏を逆転したのは、大統領選後の活動が成功したためとみられる。トランプ氏は選挙の「不正」を訴えて各州で訴訟を連発し、訴訟費用などをまかなうための献金を支援者に呼びかけてきた。 トランプ氏の陣営は3日の声明で「今回のとてつもない献金額は、トランプ氏が共和党の指導者であり、引き続き党を活気づける存在であるということを示した」と述べた。米紙ニューヨーク・タイムズも「トランプ氏の資金は潤沢であり続ける」とし、影響力を維持するとの見方を伝えた。米メディアでは、トランプ氏が資金を2024年大統領選への出馬に活用するとの見方もある。
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2020-12-07 13:06:37Z
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